女性特有のストレスと解消法

2017. 09. 01

ストレスを与える原因となるものは、年代によって様々に変化します。
女性は40代、50代になると子育てや仕事のストレスに加え、親の介護などの問題が増え、自分をとりまく環境からも色々なストレスに見舞われます。
若い頃と比べて体力も落ち、疲れやすくなると、同じことをしても体調のバランスが崩れ、気持ちの面でも不安定になりがちに。
ホルモンの影響もあり、女性特有のゆらぎやすい状態もストレスの原因になっています。
毎日気持ちを穏やかに過ごすために、抱えているストレスと上手に向き合い、解消していくにはどうしたらよいか、考えてみましょう!

イライラ、モヤモヤ…ストレスがからだに与える悪影響


人間にとってストレスが全くない生活が理想的なのでしょうか。
音や気配、温度など全てのものが人間にとってストレスですが、それらが全くない環境では人はかえって体のバランスが崩し、機能が低下してしまいます。
そのため、バランスを保つために適度なストレスはあるべきとされています。
しかしそのストレスが過度になると、心と体に悪い影響を及ぼします。
人の体には刺激によって副腎皮質ホルモンが分泌される仕組みがあります。
このホルモンにより、刺激から体を守ろうとする機能が働くのですが、この刺激が過度になると、防御しきれなくなります。
それと共に体の中に変化が起こり、血圧が上昇したり、心拍が乱れるなど異変が起こるのです。
このような状態が継続すると、食欲が低下する人もいれば、過食になる人もいます。
また疲労感が抜けず、体もこわばりイライラ、モヤモヤと気持ちが不安定な症状があらわれます。
頭痛や眠りに支障が出ることも良くある症状です。
体の機能としては、精神のバランスが崩れ、自律神経失調症やうつ病などの精神疾患になってしまうパターンも多くあります。
また、胃潰瘍や十二指腸潰瘍もストレスが引き起こす病気として有名です。
このようにある一定の限度を超えた強いストレスは、精神的にも肉体的にも、徐々に健康な状態を崩壊させてしまう原因になるのです。

女性ホルモンが減少することもストレス!?

女性の体は女性ホルモンで守られている部分が大変多くあります。
閉経を迎えた後の女性に、さまざまな症状が現れるのもそのためです。
女性ホルモンの一種「エストロゲン」というホルモンは、精神的ストレスで起こる反応から体を守る作用があります。
奈良女子大学の森本恵子氏の実験によると、閉経状態と同様にしたマウスにエストロゲンを投与すると精神的ストレスによる昇圧反応が緩和されるということがわかりました。(参考: http://www.nara-wu.ac.jp/life/health/morimoto/
女性ホルモンは、出産の痛みをも乗り越える、女性に備わったストレスに対抗するための本来的な力なのですね。
しかし、女性ホルモンは年齢と共に減少し、ある年齢になると誰しもが閉経を迎えます。
この間、女性の体調は大変ゆらぎやすい状態になります。
女性ホルモンの乱れに伴って、自律神経が不安定になる、不眠になる、肩こりや頭痛、髪や肌のツヤや潤いが無くなる、などの症状が現れ、ひどくなると目眩がひどく、立っていられないという方もいるようです。
このように女性ホルモンが減ることで、体にのしかかるストレスは増える一方、そのストレスに耐える働きも弱ってくるという状態になるのです。

栄養不足がストレスの原因!?からだの中からストレス解消!

女性にとって、この状況にどう向き合っていくかが、とても大切なテーマになりますね。
まず最初に気をつけたいのが食生活です。
どのような食生活を送るかは、健康状態を左右する大切なポイントです。
ここでは、ホルモンバランスが不安定になる時期の女性に、プラスの効果が期待できる栄養素をいくつかご紹介します。
まず女性ホルモンに似た作用のある栄養素として、大豆イソフラボンが有名です。
先に述べたように、ストレス反応に対処する役割を持った女性ホルモン、エストロゲンと似た様な働きをします。
肌や髪のツヤや、女性らしい体つきをキープしたり、自律神経を安定させるなどといった作用があるので、女性ホルモンを補うといった意味で最適です。
またビタミンEは、女性ホルモンの分泌を促進したり、血流の促進、抗酸化作用などといった働きがあるため「若返りのビタミン」とも呼ばれています。
アーモンドや落花生に多く含まれる栄養素なので、適度に摂取しましょう。
またビタミンB1、B12といった栄養素も不安定な自律神経を整えるのに、とても良い働きをする栄養素です。
アサリやレバーなどに多く含まれる成分です。
この他、カルシウム、鉄分なども女性の体に必要な栄養素です。
食生活はバランスよくとることが基本ですが、これらの栄養素を毎日、必要量を摂取するのは時間も手間もかかります。
バランスを整え、栄養を補うサポート役として、サプリメントの活用も大変効果的ですね。

そうはいっても、今すぐストレス解消したい!気分の切り替え法


日々のストレス解消法として、自分の好きなこと、これをしていると幸せ、と思うことを積極的に取り入れてみてください。
例えば、心地よい適度な運動は、体の血流を促進して、ぐっすりと熟睡するための良い方法です。
ハードな運動ではなくても、いつもより少し長くお散歩することなどで十分です。
また、夜、好きな音楽をかけ、ストレッチをしてから眠るのもおすすめです。
手軽なリラックスタイムとして、お風呂の時間も有効活用しましょう。
ゆっくり湯船につかったり、好きなアロマの香りをプラスすると、気持ちがとてもリラックスします。
とにかく日々のストレスを一人で溜め込まないことが大切です。
女性のストレスは、本来、他人との共有や共感によって解消される傾向が高いと言われています。
同じような年代で、同じ悩みやストレスをもった女性同士、おしゃべりをすることで、心の負担はとても軽くなります。
自分にとっての幸せホルモンがでる瞬間を、模索してみることから始めてみましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか。
女性にとって心と体のストレスが続く状態は、ある意味病気になるのと同じ位つらいことかもしれません。
イライラしてしまう自分自身が嫌になって、人と会うのも面倒になってくると、うつ状態を招く原因にもなります。
精神的なゆらぎは、ホルモンバランスが乱れる時期の女性にとって、誰しもが経験する状況です。
自分だけ、と思い込まずに、前向きでポジティブな思考で向き合っていくことが大切です。
どう克服するか、というよりは、どう付き合っていくか、と考えたほうが良いかもしれませんね。
自分を取り巻く環境の中で、自分の為にできる何かを見つけてみてはいかがでしょうか。

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