便秘は体質ではなく病気です。根本的な解消方法は?

2017. 09. 01
PURAVIDA編集部
監修:PURAVIDA編集部

アメリカのものですが、便秘に関する恐ろしい追跡調査があります。

対象は60歳前後の人。便秘ではない人の15年後生存率が80%弱なのに、便秘の人のそれは60%!

そうです、便秘は生活の質を左右する「症状」であり、寿命に大きく影響する、れっきとした「慢性便秘症」という病気なのです。

ぜひ、「治す」「予防/ならない」という意識で、便秘と向き合ってください。

あなたは便秘ですか?
腸内環境こそが、健康寿命を左右し、体型や肌の美しさにも大きく影響することが、最近、特に注目されています。

それに伴い、便秘への関心も高まり、2017年には、日本消化器病学会が初めて「慢性便秘症治療ガイドライン2017」を出版しました。

その中で、便秘は「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」とシンプルに定義されました。

あなたは、この定義に当てはまりますか?

私はまさに便秘そのものです!

便秘には自分で立ち向かう!
高齢化による蠕動(ぜんどう/腸の動き)運動の低下、食事の質、運動不足等の環境変化などで、女性だけでなく男性にも、大きな広がりを見せている便秘ですが、「便秘は病気」という認識はまだまだ低いのが現状。

医療機関の「便秘外来」も少なく、便秘→病気→治療(医療)という流れは、これからという段階です。

だからこそ、自分で治す努力をしてみること、そして自分で自分の体を守ることが必要だと思います。

これから、私と一緒に脱・便秘してみませんか?

ところで、便秘で悩むのは女性の方が多いんです


便秘は男性よりも女性がなりやすいんです。

20代で男性の約8倍、50代で約3倍。その理由は、筋肉量が少ないこと。さらに黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用で腸の動きが鈍くなること。

黄体ホルモンは、女性が妊娠したときに流産のリスクから赤ちゃんを守るために、子宮を動かないように抑える働きをします。

その時に、腸の蠕動(ぜんどう)運動も抑制してしまうことがあるのです。

また、黄体ホルモンが分泌されると、腸壁からたくさんの水分を体に溜め込もうとする作用も起こります。

そしてその結果、便から水分が奪われ便秘になってしまいます。

黄体ホルモンは排卵後に分泌量が増えるため、生理前は特に便秘になりやすい方も多いはずです。

さらに、この時期は体温も低温期にあたり、その冷えも便秘を引き起こす大きな要因です。

運動不足は筋力が低下し、筋肉の少ない体は代謝が低く冷えやすい、冷えた体は胃腸などの消化機能も鈍くなり便秘になりやすい、という悪循環に陥ってしまうのです。

出産経験のある女性なら、骨盤の開きも便秘になりやすい要素です。骨盤の開きや緩みはお腹の筋肉の低下にもつながります。一度、骨盤の状態をチェックしてみるのもおすすめです。

こんなにも危険!便秘がさらに悪影響を!

理想の便とは、適度な柔らかさと、色は黄色に近く、痛みや違和感なくスルリと排便できるもの。

このような理想的な排便は、便秘が続くと忘れてしまいがちです。

便は体から排出されるべき老廃物です。便秘が慢性化し、便が何日も腸内に滞在しているうちに腐敗が進み、悪玉菌がどんどん増えてしまいます。

発がん物質や、有毒ガスを発生させてしまうことにもなるのです。

家庭の生ゴミ何日も出し忘れ、台所に放置して置くとどうなるでしょうか?それが体内で起こるわけですから、体に良いわけがありません。

発ガン性物質や有毒物質は腸内で吸収されて、血管に入り込み体中に流れていきます。最初は体が重だるくなり、次第に肌荒れなども引き起こす原因となります。

さらには、大腸ポリープ、大腸ガンなどのリスクも高まります。

また便秘が続く原因として、女性の場合は子宮の疾患の可能性もあります。便秘を「体質」として軽視、放置しておくのは危険すぎます。

まずやってみたい便秘解消法は?

便秘解消の基本は「食物繊維」と「乳酸菌」の2つの力を借りて、腸内環境を整えることです。

食物繊維には2種類あり、便秘の原因によって使い分ける必要があります。腸の動きが悪く、食事量が少ないために起こる便秘には「不溶性食物繊維」が有効です。

きのこ類や豆類、ごぼうなどの野菜に多く含まれ、これらの繊維は胃や小腸などの消化器官では溶けずに大腸まで到達します。大腸を通過する際に腸を刺激するので、排便効果がアップしますが、それと同時に水分を多く要します。一緒に水分補給することを忘れないください。

もう1つは「水溶性食物繊維」で、ひじき、めかぶなどの海藻類やバナナ、ももなどの果物類、モロヘイヤ、オクラなどのネバネバ系の野菜に多く含まれます。便が硬いことによる便秘に効果的で、善玉菌のエサになって腸内環境を整えます。通常、不溶性と水溶性の食物繊維は2:1のバランスで摂取するのが理想的です。

次に「乳酸菌」の効果についてご説明します。

まず腸内には、善玉菌、悪玉菌、そしてそのどちらにも変化する「日和見菌」という3種類の菌が存在します。日和見菌が全体の7割を占めているので、日和見菌がどちらに傾いてしまうかによって、善玉菌と悪玉菌のバランスが大きく変わってきます。

傾向として、日和見菌は数の多い方に味方するため、善玉菌の数を意識して増やすことが大切です。善玉菌を増やすには乳酸菌やビフィズス菌を積極的に摂ることが効果的です。

最近、注目されているのが「便秘解消デトックス」
食べ物、献立を意識して健康に近づくのは、便秘に限らず大切なことですが、それを続けることは大変なこと。毎日、時間と行動に制約を受けることもよくある話。だから続いても一週間くらい。実際、私もそのパターンです。

そんな私でも続けられる便秘対策で、最近、世間からも大きな注目を集めている「パラミロン」という物質を紹介しましょう。

これはユーグレナという生物にのみ含まれているそう。ごくごく簡単に説明すると、消化されずに、不溶性食物繊維と同様な働きをすることに加え、微細な穴がたくさん空いていて、腸内の不純物(金属などの有害物質など)を吸収して、便と一緒に体外に出してしまうのです。黒い活性炭を汚れた水に入れると、汚れを吸着し水を透明にしますが、そんなイメージです。

ですから「パラミロン」は便秘解消とデトックスのW効果があると注目されているのです。

 

>パラミロンが多く含まれる、毎日簡単に摂れるユーグレナとは?

根本的な解消法は?便秘にならない体をつくる3つの方法

やはり、便秘にならない体作りのために、便秘の「悪循環」を改善していく必要があります。そのための3つの方法をお伝えします。

①体のストレッチ&運動
まずは下腹部の筋力アップや骨盤の歪みの解消のための運動やストレッチをしましょう。腹筋や背筋を中心に軽く筋トレするだけで排便がスムーズになります。

②正しい姿勢
長時間のデスクワークは間違った姿勢を継続することで、骨盤の歪みが進行し便秘を悪化させやすくなります。正しい姿勢で椅子に座ったり、骨盤クッションやベルトなどを活用しても良いですね。

③冷やさない
便秘は、水分不足が大敵ですが、水分を摂るために、冷たいもので体を冷やさないよう注意しましょう。

オススメは、朝のお白湯です。朝一番にコップ一杯のお白湯を飲むと、腸が優しく刺激され、排便促進につながります。

お白湯の作り方のポイントですが、やかんでお湯をしっかり沸騰させて、コップに入れた時に白く濁るのがお白湯です。このとき、やかんのふたはせず、しっかり湯気を出すことがポイントです。適温になるまで放置し、飲める温度になったらゆっくりと飲んでください。体に負担がないので、内臓までしっかり温まり、便秘改善だけでなく免疫力のアップにもつながります。

まとめ

便秘解消を目指すと、健康や美容のための良い効果が広がります。

食後に散歩をする、夏でも素足で過ごさずに靴下をはく、オフィスでのエアコン対策にブランケットを用意する、シャワーで済ませずにお風呂にしっかりとつかること、など日常生活でできることがたくさんあります。

便秘が改善されると、肌の状態も驚くほど良くなります。

ぜひ、これを機会に便秘を治し、自分自身でデトックスできる体質改善の努力をしてみましょう。

 

>便秘で悩む人がリピートしている〇〇〇ムシって!?

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