アミノ酸とは

2017. 09. 01
PURAVIDA編集部
監修:PURAVIDA編集部

アミノ酸という栄養素を知っていますか?
言葉は知っていても、どんな栄養素で、どんな働きをしているのかを知っている人は少ないかもしれません。
今回はアミノ酸についてのお話です。
アミノ酸がどういう役割で、人の体にどう関わっているのか、アミノ酸は大きく2つにわけることができますが、どんな理由で分けられているのでしょうか?
また、アミノ酸は互いに関わり合って働いており、どんな風に働くのかについても見ていきます。

アミノ酸の役割


人の体の50%は水分で、20%がタンパク質、15%は脂肪で、糖質やその他が5%を占めています。
水分の次に多いのがタンパク質ですが、このタンパク質を構成している最小単位がアミノ酸なのです。
タンパク質はアミノ酸が数10万~数100万個連なったものです。
人の体に必要なアミノ酸は20種類。
そのアミノ酸で構成されるタンパク質は10万種類。
20種類のアミノ酸の並び方で、タンパク質の種類が決まります。
タンパク質は血管や内臓、皮膚や筋肉など、すべての細胞を作っている成分です。
遺伝の情報を伝えるDNAもタンパク質でできており、それらタンパク質を構成しているのがアミノ酸。
人が生きていくのに欠かせない栄養素です。
赤ちゃんは生まれてすぐ、母乳で命をつなぎます。
この母乳にはアミノ酸がすべて含まれているのです。
また、鶏卵は、アミノ酸がバランスよく含まれているため「完全食品」とも呼ばれます。
アミノ酸が生命の始まりから必要なものであることがわかります。
アミノ酸が不足すると、成長の阻害やアレルギーの発現、筋力や免疫力の低下などが起こります。
他にも疲れやすくなる、ホルモンバランスが崩れる、脳や神経の機能が低下する、血管や臓器に異常が生じる、などの不調も現れます。
アミノ酸は私たちのからだにとってとても大切な働きをしているのですね。

体内で作れない?

必須アミノ酸とは?
自然界に存在するアミノ酸はおよそ500種類です。
そのうち人の体に必要なものが20種類。
その20種類の中でも、体内で作られる非必須アミノ酸(一般にアミノ酸と呼ばれます)と、体内で作れず、食品から取り込む必要がある必須アミノ酸に分かれます。
非必須アミノ酸は11種類、必須アミノ酸は9種類です。
非必須アミノ酸は体内で合成するため、食生活の影響は少なく、不足することはなかなかありません。
しかし、必須アミノ酸は、同じものばかり食べるなどの偏った食事では不足することがあります。
バランスの良い食事を心がけましょう。
必須アミノ酸は、牛肉や鶏肉、レバーや乳製品、緑黄色野菜などに多く含まれています。
さて、必須アミノ酸は具体的にはこんな働きをしています。
・成長を促進する・抑うつや不眠に関わるセロトニンを生成する
・肝臓で脂肪を燃焼して脂肪肝を予防する
・疲労回復
・アレルギーを抑制する
いずれも健康な生活には欠かせない働きですね。

ミドリムシに含まれるアミノ酸


先ほどアミノ酸が不足することはあまりないと述べましたが、現代はストレス社会。
強いストレスに晒されると、アミノ酸のバランスは崩れがちです。
アミノ酸のバランスが崩れると、大きな病気に至らなくとも、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー、肌荒れや肌のくすみなどの不調として現れることが多いのです。
では、一日に必要な量のアミノ酸はどのように取ればよいのでしょうか。
アミノ酸はタンパク質の素でもありますが、食事で取り込んだタンパク質から再合成して生成されます。
ですから、アミノ酸を取り込みたいなら、良質のタンパク質をとるのが一番です。
一日に必要な量のアミノ酸が得られるタンパク質の量は、体重1㎏あたり、1.18gです。
体重60㎏の人で約70gです。
肉や魚類の動物性タンパク質や、大豆などの植物性タンパク質からとりましょう。
しかし、先ほど挙げた一日に必要なタンパク質の量も、そのまま肉の可食部の量とはならないのが注意点です。
タンパク質を最も多く含む豚肉でも、タンパク質は可食部の87.6%です。
きな粉では35.5%、鶏肉では25%です。
体重60kgの人が一日に必要なたんぱく質を鶏肉でとろうとすると、280gもの鶏肉を食べなければなりません。
必要量のタンパク質をとることがいかに難しいことか、わかって頂けたでしょうか。
ところで、これらの必須アミノ酸の必要量を高い数値で満たしているものに、ミドリムシがあります。
体内に18種類のアミノ酸を持っているミドリムシは、人の必須アミノ酸9種類もすべて含んでいます。
アミノ酸をバランスよく摂るためには、ミドリムシサプリを検討するのも良いかもしれません。

アミノ酸のバランスに優れたミドリムシ

アミノ酸の桶の理論というものがあります。
9種類の必須アミノ酸を板に見立てて、桶を作ったとします。
高い板(摂取量が十分なもの)もあれば、低い板(足りないもの)もあります。
すると、すくい取れる水(=栄養)の量はどうでしょうか。
低い板から漏れ落ちてしまうのです。
アミノ酸の働きは、この桶と同じです。
低い板、少ない量のアミノ酸の分しか働けなくなってしまうのです。
この理論をもとに、アミノ酸のバランスを数値化したものがアミノ酸スコアです。
一日の必要量に対して、アミノ酸の桶の板の一番低いところを数値化しています。
このスコアが高い方がアミノ酸をより多く摂取できるのです。
例えば、主食でよく食べる白米は65、食パンは44です。
動物性タンパク質は高くなり、鶏肉、牛肉、豚肉、牛乳、アジ、イワシ等が軒並み100を指しています。
野菜になると、ブロッコリーで80、カボチャは68、ニンジン55などとなります。
さて、先述のミドリムシはどうでしょうか。
これは83と高い数値を指しています。
動物性タンパク質には届かないまでも、バランス良く高い数値であることがわかります。

まとめ

アミノ酸はそれぞれが大切な働きをしている栄養素です。
しかし、1つでも不足している種類があると、充分に働くことができないのですね。
アミノ酸はバランスよく、どの種類も不足しないように気を付けなければなりません。
でも、そんなにたくさん食べられない。
そんなときはサプリメントでバランスよく必要なアミノ酸を摂取することもひとつの方法です。

Recommendおすすめ記事

TOPへ戻る