意外に多い生理周期の乱れの原因

2017. 09. 01

生理は女性の健康状態を図る、バロメーターの一つであるほどとても重要です。

ストレスや疲れといった原因で生理が来なかったり、過度なダイエットや、不規則な生活が続くことでも生理周期は乱れます。

生理が来ないな、と気付いた時にその原因にはっきりと心当たりがない場合には、ホルモンバランスの乱れや、その後ろに隠れた女性特有の病気や、甲状腺の異常など、恐ろしい問題が潜んでいる可能性もあるのです。

意識して生理周期を管理しておくことがとても大切です。

生理周期が長い? 短い? 適切な周期ってあるの?

正しい生理周期とは生理が始まった日から数えて、次の生理がくる前日までの日数を数えたものです。

医学的には28日から38日の間であれば正常な範囲とされており、それ以上だったり以下だった場合、きちんと排卵されているかどうかがポイントになります。

排卵があった場合は、40日を超えた生理周期でもその方の個人差の範囲として捉えて問題ありません。

しかし先月は25日、今月は39日、などというように毎月バラバラの生理周期だった場合や、次の生理まで極端に長かったり、短すぎるのも注意が必要です。

女性の体温は、生理が始まると低温期になり、排卵期を迎え、高温期に入ります。

低温期には「エストロゲン」という女性らしさを司るホルモンが分泌され、体やお肌など女性の健康を守ってくれる大切な役目をしています。

また高温期には「プロゲステロン」という妊娠を助けるためのホルモンが出ます。

それぞれ女性の体にとって大切な役割をするホルモンが数日間分泌される仕組みになっているという理由から、生理周期は一定の期間が望ましいというわけです。

生理周期の乱れ、病院に行くべき?

自分の生理周期についてですが、妊娠を望んでいる女性は基礎体温をつけている人も多いことと思います。

そうでなければ、あまり気にしていない、という方も多いのではないでしょうか。

そういえば、このところリズムが乱れているような気がする、などと心当たりがあれば、現在の自分の状態をチェックしてみてください。

生理のような出血が続くことを「頻発月経」と呼びます。

頻発月経の場合は排卵が起こっていない場合が多く見られるため、出血期間が10日ほど続くようでしたら病院に行くことがおすすめです。

反対に40日〜50日以上の生理周期の場合を「稀発月経」と呼び、排卵はあってもその状態がスムーズでないケースが考えられます。

エストロゲンとプロゲステロンといった、女性にとって必要な2つのホルモンの出る期間が乱れるため、体調の異変を感じる可能性もあります。

どちらにしてもきちんとした診断を受け、改善策を取る必要があることは間違いありません。

若いころとは違う「大人の生理不順」

若い頃は生理が順調で問題なかったのに、年齢とともに生理不順は起こりやすくなります。

それには閉経に向かって女性ホルモンの量が低下しつつある、ということが大きく関わっています。

日本人女性の閉経の平均年齢は50歳と言われ、その前後10年が更年期と呼ばれる期間です。

最近では、30代後半からがプレ更年期などと言われることも多くなり、45歳前後になると本格的な更年期を迎えるようになります。

特に女性にとって30代は、妊娠、出産の経験をするかどうか、また、仕事でも重要な役職についたり、責任ある立場に成長するなど、大きな転機を迎える年代です。

このような環境の中で、ストレスの蓄積や疲れなどで体がダメージを受け、ホルモンバランスを崩しやすくなります。

生理周期の乱れだけでなく、ちょっとしたことでイライラしたり、感情が不安定になる、頭痛や疲労で体が思うように元気になれない、といった症状もあるようです。

原因は女性ホルモン? 大人の生理不順の解消法

解決策としては、生理周期を順調な状態に戻すことが一番に必要です。

日常生活でも気をつけながら、体調を整えていくことがとても重要になってきます。

まずは健康的な生活習慣が基本です。

喫煙、過度な飲酒、偏った食事、睡眠不足、この4点はすぐにでも見直しが必要です。

そして心がけたいのが体の冷えを取ることです。

体を温かくすることは、血流の促進にもつながります。

意識して体温を上げることに繋がる習慣を取り入れましょう。

体を冷やす食べ物は避けること、お風呂はシャワーですませないようにする、などです。

特にお風呂は湯船にゆっくり浸かることで、精神的な疲労を緩和するリラックス効果もあります。

お気に入りのアロマを入れて香りも楽しみながら、20分程度の半身浴ができれば身体中が温まります。

それから、適度な運動をすることも心がけましょう。

仕事からの帰り道、お酒を飲む予定をやめて、一駅手前で降りてウォーキングして帰る、などという日を作ってみてはどうでしょうか。

まとめ

ホルモンバランスの乱れからくる不調は、とてもデリケートな問題で、他人には理解が得られにくい場合が多いようです。

特に仕事への影響や、パートナーの男性にとっては病気とは違うので、理解することは難しい問題です。

そのため不調をひとりで抱え込んでしまう女性も少なくありません。

いずれやってくる更年期や閉経は、避けることができません。

その予兆をどう乗り切っていくか、上手に気分転換する方法を見つけることも大切です。

自分の体を守れるのは、自分自身です。

長年女性ホルモンが守ってきてくれた自分の健康を、これからはどうやって管理していくかが課題です。

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