【皮膚科医が教える】肌年齢が10歳若返る!?とっておきのスキンケア法

2017. 09. 25
師井美樹
監修:師井美樹 医師・師井美樹クリニック 院長
美容医療に携わって12年、1人1人のお悩みをしっかり伺い、その方に合った治療法をご提案。メディアへの出演、執筆も行う。 皮膚科学、美容医療の知識と経験を常にアップデートしながらフル稼働し、出会ったすべての方が肌ストレスから解放されるお手伝いをいたします。

第一印象の一番の決め手となるのは、何と言っても顔の印象です。
年をとると顔立ちそのものよりも、美しくハリのある綺麗な肌の持ち主が、きれいな人という印象になってきます。
私たちの体は毎日「老化」をしていきます。
何もしなくても若々しく美しいお肌状態をキープできるものではありません。
しかし、きちんと手をかけて正しいスキンケアをすれば、美しい状態が蘇ってきます。
長く美容医療に携わり、肌のかかりつけ医として多くの女性が信頼する天神美容皮膚科 師井美樹クリニックの師井美樹先生に、年齢を重ねてもなお、美肌を保つ秘訣や、今からでもできるスキンケアのテクニックについてお話を伺いました。

メイクで隠せない「老化肌」のお悩み

25歳を過ぎるとお肌の曲がり角と言いますが、そのくらいの年齢から美しいお肌を作るための細胞の代謝が落ち始めるのです。
お肌の生まれ変わりのサイクル、ターンオーバーは若い頃は28日周期で行われていますが、年齢と共にそのサイクルはどんどん長くなり、顔のくすみが気になりはじめます。
40歳を過ぎると、薄いほくろかと思っていた小さなシミが段々と濃くなりはじめ、やがて大きく存在感を増していきます。
それと同時に目尻のシワや、ほうれい線がクッキリと刻まれて、メイクののりも落ちてくることに悩む方も多くなります。
隠そうとしてファンデーションを厚塗りすることは、かえって逆効果!
毛穴の広がりが目立ち、夕方のメイク崩れに鏡を見てビックリ、なんてこともあるかと思います。
こんな悩みは、年齢を重ねた女性なら、一度は経験し気分が落ち込むこともあるでしょう。

肌の老化を招いてしまう間違った生活習慣とは

若々しい人と、老けた人。
年齢が上がるにつれてその差は大きくなっていきます。
30代のころと比べて、40代になると、いつまでの若々しいままの人と、すっかり老けた印象の人と様々になってくると思いませんか。
お肌の老化のスピードを早めてしまう原因はどんな要因が考えられるか、師井先生にお伺いしました。
「過度に紫外線を浴びることは肌の老化を促進させます。
紫外線によって皮膚の細胞が傷つけられ、また紫外線により生じた活性酸素が肌を老化させます」光老化という言葉がありますが、やはり積極的に日焼けをするのはお肌にとってマイナス要素が大きいということですね。
その他にも考えられる要因には、どんなものがあるのでしょうか。
「睡眠不足、疲労、ストレスは肌の免疫力を下げるので肌が荒れやすくなり、回復も遅くなります。
また不規則な生活はホルモンのバランスが崩れやすくなります。
女性の肌はホルモンとの関わりが大きいのでニキビやシミなどの肌トラブルの原因になります。
偏った食生活でタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの体に必要な栄養素が不足することもターンオーバーの乱れや肌荒れ、ハリ・ツヤの低下を招きます。
不足とは逆に糖質の摂りすぎは、皮膚の細胞を糖化させ老化を早めたり、ニキビや湿疹のもとになります。
肌も体の一部ですので、体にとって良くない生活習慣は肌にとっても良くありません。
体のサビは肌のサビでもあるので、肌老化が進みます」

皮膚科医が教える!
若返りスキンケア法

ここでとても大切になってくるのが、毎日の家でのお手入れ方法です。
まずは間違ったお手入れ方法を改善し、正しいスキンケアのやり方をマスターする事からスタートしましょう。
洗顔のコツやお化粧品の選び方、使用方法について、伺いました。

①メイク落としや洗顔時の注意点について教えてください

「メイクの濃さや肌質に合うクレンジング剤を選びましょう。
クレンジング剤が少ないと肌を擦ってしまうので、適度な量のクレンジング剤を手に取って、優しくメイクとなじませます」お肌の一番上にある表皮は0.1~0.3mmほどのとても薄い皮膚です。
目の周りはさらに薄く、たったの0.02mmほど。
ゆでたまごの薄皮ほどしかありません。
少しの刺激でも傷つきやすいので、指で擦らずに、優しく触れることが大切なのですね。

②化粧水をつけるときの注意点について教えてください

「化粧水をコットンでパッティングするようにつけるのは肌に刺激になりやすいのでおすすめしません。
化粧水を手のひらになじませて、顔を包み込むようにやさしく押さえてなじませるのが良いでしょう」乾燥が気になる季節は、2~3回重ね付けするのもとても有効です。
しっかりと肌の奥に押し込むようなイメージですね。
しっかりとお化粧水がお肌に馴染んでから、次のステップに移りましょう!

③乳液、クリームをつけるときの注意点について教えてください

「乳液やクリームには保湿の役割があります。
保湿は肌の若さを保つのに大切ですが、化粧水の後、乳液、クリームと必ずしもすべてのステップが必要というわけではありません。
季節によっても肌の状態は変わってくるので、その時の肌の状態に応じて乳液やクリームを使いましょう」お肌のスキンケアも衣替えのように、季節によって使い分けが必要ということですね。
メイクをする前のスキンケアは、クリームたっぷりではファンデーションがよれてしまうことも。
季節によって、また朝、夜の時間帯によってなど、乳液とクリームを使い分けると良いですね。
また冬の乾燥がひどい時は、乳液とクリームの両方使いなど、保湿剤の出番が多くなることもあるでしょう。

若返り効果あり!

皮膚科医が教えるスペシャルケア

すぐにでも取れ入れられるスキンケア法があれば、是非教えていただきたいところです。
師井先生にとっておきのスペシャルケアについて質問してみました。
「基本のケアは洗浄(清潔を保つのと皮膚のターンオーバーを促す)と保湿(肌のバリア機能を保つ)ですが、肌の健康を取り戻して若々しく美しい肌になるには、タンパク質、ビタミン、ミネラルをしっかり補給しましょう。
肌にハリをもたらすコラーゲンを作るには、タンパク質、鉄、ビタミンCが必要です。
肌を老化させる活性酸素から守るには抗酸化ビタミンと呼ばれるビタミンA、C、Eを重点的に摂りましょう。
そのほかビタミンBやビタミンH、亜鉛なども肌にとって大切な働きをします。
栄養素は、まずは食事やサプリメントなど口から摂ることが大切です。
しかし、現代女性の一般的な食事では、これらの栄養素が不足しがちです。
体重が40kgの女性であれば1日40g程度のタンパク質が必要と言われていますが、例えばお肉やお魚など100gを食べたとしても、摂れるタンパク質は7~8g程度です。
副菜なども合わせて意識してしっかり摂る必要があります。
その分のカロリーは糖質を控えることで調節しましょう。
ビタミンやミネラルも、多くの種類がありますが、お互いにネットワークを組んで働いているので、何かが不足すると他が十分に働くことができません。
食事だけで不足する場合は、ビタミン、ミネラルがマルチに摂れるサプリメントがおすすめです。
体に良いもの、必要な物を摂って、細胞から若返りましょう。
ただ、口から摂ったものすべてが肌のために使われるわけではありませんので、肌の若返りには浸透性の高いビタミン配合化粧品を選んで直接つけるのも有効です」

まとめ

汚れの落ちていない肌へいくら化粧水やクリームを乗せても、皮脂などの汚れが酸化していたり、古い角質がたまっていたりすると、十分に効果が得られないどころか、トラブルの原因にもなりかねません。
どんなに疲れていても、一日の汚れはその日のうちに落とすことが大切ですね。
また、スキンケアだけではなく体の中から美しい肌になるためには、しっかりと栄養素を摂ることも考えなければなりません。
タンパク質、ミネラル、そしてビタミンA、C、Eが美肌のための栄養素だと頭に入れて、化粧品やサプリメント、そして毎日の食事を選んでみましょう。

 

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監修:師井美樹 医師・師井美樹クリニック 院長
美容医療に携わって12年、1人1人のお悩みをしっかり伺い、その方に合った治療法をご提案。メディアへの出演、執筆も行う。 皮膚科学、美容医療の知識と経験を常にアップデートしながらフル稼働し、出会ったすべての方が肌ストレスから解放されるお手伝いをいたします。
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