現代女性のトラブルの原因!知っておこう自律神経失調症

2017. 09. 15

現代はストレス社会。
女性の社会進出が進み、女性が担う役割が増えるにつれて、女性が抱えるストレスも多くなるのも現実です。
常に何かに追われている、ストレスを感じている、という女性は多いと思います。
ストレスはさまざまな病気を引き起こす引き金になりますが、自律神経失調症もその一つです。
自律神経失調症とはどのような病気なのか、どのように改善すれば良いのか、現代を颯爽と生きる女性に向けて、詳しく解説します。

自律神経とは?


私達の体を動かす神経には、自分の意思でコントロールできる体性神経(感覚神経や運動神経)と自分ではコントロールできない自律神経があります。
心臓の拍動、体温の調節、食べ物の消化吸収というような、自分の意思ではコントロールできない生命を維持するための機能を司っているのが自律神経です。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、通常、交感神経は日中活発になり、体を活動モード(アクティブ)にします。
一方、副交感神経は夜活発になり、休息や睡眠など、体をリラックスモードにする働きをしています。
交感神経と副交感神経は、ちょうどアクセルとブレーキのような関係で、互いにバランスを取りながら体のさまざまな機能を調節しています。

自律神経失調症の症状

交感神経と副交感神経は、バランスを保ちながら働くことによって、体の機能が正常に保たれます。
ところが、何らかの原因で交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、体にはさまざまな不調が現れます。
例えば、頭痛、めまい、発汗、のぼせ、肩こり、倦怠感、冷え、むくみ、便秘、下痢、動悸、息切れ、イライラ……などの症状は自律神経の乱れによって起こりやすい症状です。
こうした症状が、特定の病気が原因でなく、自律神経の乱れによって生じていると考えられる場合、自律神経失調症と呼んでいます。
ただし、これらの症状が自律神経失調症によるものなのか、体に何らかの病気や異変が生じているために現れているのか、素人判断するのは危険です。
自分勝手に自律神経失調症だと考えてしまい、病気の早期発見が遅れる事は避けなければなりません。
まずは、内科や婦人科、心療内科などを受診して、症状の原因を特定する事が先決です。

自律神経失調症の原因とは?

自律神経失調症が起こる原因は、人それぞれ、さまざまです。
月経によるホルモンバランスの変化、更年期での女性ホルモンの減少、仕事・育児・対人関係・家庭問題などのストレスが原因となることが多いといえます。
また、暑さ寒さなど気温や気候の変化、騒音や悪臭などの外部環境、睡眠不足、ストレスを抱えやすい体質、イライラしやすい、せっかちな性格など人が生まれながらに持つ体質や性格などによっても自律神経失調症が起こりやすくなります。

夜遅くまでスマホやタブレットを使うことで、脳が刺激を受け、交感神経が高ぶってしまう等も原因としてあげられます。
そして、特に40代・50代の女性が気になる更年期障害で起こるさまざまな不定愁訴(体の不調)も、女性ホルモンの分泌が影響して起こる自律神経失調症の一つなのです。

自律神経失調症の治療法


自律神経失調症の多くは、自律神経のうち交感神経が優位になりすぎて、副交感神経がうまく働かない、という状態によって起こる場合が多いといえます。
つまり、脳や体が常に活動モードで、休息モードへ切り変わらないためです。
そこで、自律神経失調症の治療は、精神科や心療内科などでは、神経の興奮を鎮める鎮静剤や、精神をリラックスさせる安定剤、寝付きを良くする睡眠導入剤などが処方されます。
また、医師や臨床心理士などによるカウンセリングや心理療法によって、気持ちの持ちようや物の考え方を前向きにして、心を落ち着かせる治療が行われる場合もあります。
その他にも、東洋医学の考えに基づく漢方薬の処方や鍼灸による治療などによって症状を改善させる方法もあります。
また自分でできる自律神経のバランスを整える方法もあります。
ヨガ、瞑想、アロマテラピー、タラソテラピー、森林浴、半身浴、温泉療法、最近ではマインドフルネスという方法なども注目されています。
深呼吸をするだけでも気持ちが落ち着きますね。
自律神経のバランスを整えるには、医療機関などで治療を受けるだけでなく、日頃から心や気持ちをリラックスさせ、ストレスを解消するように心掛けることも大切です。

まとめ

自律神経失調症は、誰にでも起こるものです。
特に40代・50代の更年期世代の人は、ホルモンバランスが乱れやすいため、自律神経失調症が起りやすいといえます。
そして自律神経失調症は、一時的な治療法ではなかなか改善できないことが多いといえます。
それは生活そのものの在り方が影響して起こる生活習慣病だとも考えられるからです。
自律神経失調症を根本的に改善するには、規則正しい生活、ストレスの解消、適度な運動、そしてバランスのとれた食生活を送る事など、生活習慣そのものを改善することがとても大切なのです。

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