女性ホルモンが原因? 更年期と不眠の関係とは

2017. 11. 15

40代後半以降の女性は、更年期の影響で体調が不安定になりやすい年代です。
女性ホルモンバランスの乱れから、体はヘトヘトに疲労していてもしっかりと熟睡できない不眠に陥ると疲れ・体調不良を抱えたまま毎日を過ごさなくてはなりません。
今回は更年期の睡眠トラブルについて、女性ホルモンとの因果関係、快適な睡眠のためにできることをご紹介します。

体は疲れているのに眠れない…なぜ?

・寝つきが悪く、眠れない(入眠障害)

・眠りが浅く、何度も目が覚める(中途覚醒)

・朝早くから目が覚め、一度目覚めると寝付けない(早朝覚醒)

・十分な睡眠はあるが、慢性的に眠気が抜けない(熟睡障害)

不眠の自覚症状がある方なら、何かしら当てはまるのではないでしょうか。
更年期特有のホットフラッシュによって眠りを妨げられる、生活環境のなかのストレス、精神的なバランスが乱れる事で不安症になる、など原因として考えられることはいくつかあります。
この原因に大きく影響しているのが、女性ホルモンの減少です。
女性ホルモンのエストロゲンが急激に減少すると自律神経の切り替えがスムーズに行かなくなるため、体は疲れているのに眠れない、といった現象を引きこすことになるのです。
自律神経とホルモンの関係は、この後の「女性ホルモンと睡眠の関係」という項目で、さらに詳しく触れていきたいと思います。

女性ホルモンの分泌量の変化

先程も少し触れましたが、女性ホルモンは脳の視床下部からの指令を受け、それを受けた卵巣がエストロゲンとプロゲステロンを分泌します。
その量は驚くほど少量で、一生を通して小さじ1杯ほどしか分泌されないと言われています。
このようにとても貴重な女性ホルモンが、一生かけて移り変わっていく様子をみていきましょう。
約10歳になると女性ホルモンの分泌が始まります。
13歳頃には初潮を迎え女性らしい柔らかい体型に成長していきます。
この時期から25歳ごろまでが、分泌量のピークです。
この頃の髪はとても艶やかで美しく、潤いたっぷりのお肌はまさに女盛りというわけです。
そしてこの後、30歳前後までは女性ホルモンは最盛期が続きますが、少しずつ体は老化していきます。
35歳を過ぎた頃から、同じお手入れをしていても、お肌がくすんだり、シミがちらほら目立ち始めるようになります。
そして40代を迎えると、一気に女性ホルモンの分泌量は下降の一途を辿ります。
気になっていた悩みが、いよいよ深刻化し、乾燥、シワ、シミ、たるみが現れるのもこの頃です。
同時に、精神的なバランスが崩れやすくなる、不定愁訴(ふていしゅうそ)に悩む機会が増えていきます。
女性のライフサイクルは、もはや女性ホルモンによって操られているといって良いほど、その影響を受けて変化していくという事になります。

女性ホルモンと睡眠の関係

冒頭で体は疲れているのに眠れない原因として「女性ホルモン」が大きく関わっているとお伝えしました。
では実際にどのような深い関係性があるのか、そのメカニズムに触れてみましょう。
脳は若い頃と同じように、エストロゲンを分泌するよう指令を出し続けますが、更年期により卵巣が衰えた体は女性ホルモンが減少し、実際にエストロゲンは分泌できていません。
すると、脳の視床下部で異常な事態が発生されたと認識されて、頭と体の機能が混乱してしまう現象が起こるのです。
このことから、自律神経のバランスが乱れ、体のリズムを狂わせてしまいます。
自律神経とは、活発な状態になる交感神経と、リラックス状態を作る副交感神経があり、体の臓器の機能をコントロールしている神経です。
自律神経のバランスが狂うことで、夜になったら眠くなる、疲れた時も眠くなる、といった本来生まれ持った体の反応が、正常に機能しなくなるというわけです。
ここでもやはり女性ホルモンが睡眠状態を左右していることがわかりますね。

熟睡するための方法

1日のうちに限られた時間しか取れない睡眠だからこそ、質の良い睡眠を取ることが大切です。
私たちの体の機能は睡眠によって1日の疲れを修復し、次の日に向けて回復する事ができるのです。
しっかりと熟睡する為の方法として、まず眠るための環境を整えてみましょう。

寝る前はスマホを見ない

スマホやパソコンからはブルーライトという光が出ています。
この光を浴びると覚醒してしまい、眠れなくなる作用があるので、最低でも1時間前にはやめましょう。

運動の習慣をつける

寝不足が続く状態で、いきなりの激しい運動は危険です。
まずは30分程度の軽い有酸素運動からスタート。
ストレッチなども取り入れながら、心地よい疲れを感じたら終了で十分です。

部屋の暗さ、静かさの確保

一晩中部屋の明かりやテレビをつけたまま眠るかたもいるかと思います。
統計的にも寝室は暗い方が、深い眠りに着くことができると言われています。
夫婦同室の場合、部屋の設定温度や照度にもどちらかが妥協しなくてはなりません。
自分にとっての最適で快適な睡眠環境を作ることもとても重要です。
あえて別室にするか、話し合って睡眠環境を見直してみましょう。

まとめ

女性の体にとって、いかに女性ホルモンが影響力のある存在なのか、お分かりいただけたかと思います。
その大事な女性ホルモンが減少する更年期は、ネガティブな期間としてとらえてしまうには、余りにも長期的です。
不眠は病気じゃないからと我慢せずに、どうしたら良い睡眠が取れるかをポジティブに考えてみてはいかがでしょうか。

 

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