塩こうじ、甘酒…美味しくてうれしい発酵食品の効果

2018. 02. 20

美容と健康にとても役立つ発酵食品は、微生物の力を借りて食べ物をパワーアップさせた日本古来からの伝統的な食品です。

チーズやアンチョビといった動物性の発酵食品は、毎日たくさんの量を食べるにはカロリーも気になるところです。

発酵食品はぬか漬け、納豆、キムチなどのように、植物性のものを中心に摂ることがおすすめです。

意外なモノから身近な王道なモノまで、今回は発酵食品をテーマについて詳しく調べてみました。

発酵するってどんなこと?

まず最初に食べ物が発酵するプロセスについて、詳しく掘り下げてみましょう。

発酵とは、乳酸菌、酵母菌などのさまざまな種類の微生物が、食物の中に含まれるたんぱく質、脂肪、糖質などを分解していく過程で、私たちの体にとって大変良い栄養素を作り出すことを意味します。

発酵によって、食べ物は元々の状態よりも味に深みが増し、栄養価や体への吸収率もアップし、長期の保存も可能になります。

一方、微生物が分解する行程で、有害なアンモニア、硫化水素などの悪臭を発生させてしまうと腐敗という状態になってしまいます。

そうすると食中毒を引き起こす毒菌を作り出してしまいます。

日本は世界的にも、大昔からみそ、醤油、日本酒、ぬか漬け、お酢などの多くの発酵食品を駆使する知恵を持っていました。

弥生時代にはすでにお酒を飲む文化があったと言われています。

その理由としては、高温多湿な梅雨の時期に食品が腐りやすい日本の気候にあり、そのことで栄養価と旨味を高めて、長期保存ができる発酵食品を生み出したためだと考えられています。

栄養価が大幅アップ!おそるべき発酵パワー

大豆を煮て、納豆菌を付けて発酵させたものが納豆です。

大豆100g中に0.3mg含まれていたビタミンB2は、納豆になることで0.56mgまで増えます。

さらに、納豆のネバネバ成分であるグルタミン酸には、胃腸の働きを整え、血栓を予防する効果があります。

これは納豆菌によって作り出されるわけですから、大豆そのものよりも栄養価が格段に高くなっているんです。

またぬか漬けにすることで、野菜をそのまま食べるより、野菜に含まれる多くの栄養価を510倍にもアップすることができます。

調味料として有名になった塩麹も発酵食品の1つです。

塩だけで味付けをするより、麹菌から出る酵素がたんぱく質やデンプンを分解することで、旨味がグッと増し、アミノ酸、ビタミンB群、乳酸菌なども一緒に摂取することができます。

魚や肉などは、1530分ほど塩麹に漬けておくと、臭みを消して柔らかくなるので、より一層美味しくいただけます。

美しさに発酵食品が必要な理由

食材は発酵することで、栄養価や旨味、吸収率がアップして、体のためにより必要な栄養素になるということがわかりました。

ここからは、女性の美容面でも大活躍する理由をあげてみましょう。

①強力な抗酸化パワー

アンチエイジングは、酸化との戦い。つまり老化の原因は体の酸化(サビ)です。

酸化を完全にストップすることは不可能ですが、スピードを緩やかにすることで、いつまでも若々しくいることができます。

酸化を食い止める抗酸化物質は、ビタミンC、カロチン、フラボノイドなどがあげられます。

これらの栄養素は、そのままの状態よりも発酵することで、体への吸収率が大きく高まります。

②お肌の美白効果

韓国の女性のお肌が白くて美しいのは、発酵食品として有名なキムチの効果と言われています。

韓国ではその技術を化粧品に生かし、美白効果、保湿力の高い化粧品が開発され、人気を呼んでいるほどです。

発酵食品にはメラニンの活性化を防ぐ働きや、たるみ、くすみ、シワの原因になる乾燥を防ぐ保湿効果の高い栄養素がたっぷりと含まれているので、インナーケアとして大変効果的です。

③腸の中からキレイにする効果

腸美人は超美人といわれるほど、腸内環境はお肌の美しさに比例します。

発酵食品に含まれる乳酸菌は、腸内の善玉菌のエサになることで、悪玉菌を減らす効果があることで有名ですね。発酵食品の便秘の予防、免疫力アップ、デトックス効果など、腸内での活躍は多岐に渡るといえるでしょう。

毎日摂ろう!おすすめ発酵食品

私たち日本人の周りは、幸せなことにたくさんの発酵食品に恵まれています。

ここでは、毎日の食卓に手軽に取り入れられる身近な発酵食品をご紹介しましょう。

①甘酒

甘酒にはビタミンB1B2B6、葉酸、オリゴ糖、食物繊維のほか、アルギニンやシステインなどのアミノ酸など、美肌効果の高い成分が豊富に含まれています。

ビタミンBは女性の肌荒れ改善効果が高く、美肌には欠かせない栄養素であり、同時に便秘改善効果の高い食物繊維も一緒に摂ることができます。

また甘酒に含まれるコウジ酸は、多くの美白化粧品にも取り入れらるほど、絶大な美白効果のある成分です。

コウジ菌は日本酒職人である杜氏の手が、白く透明感があることに着目し、研究が進めらたことで有名ですね。

皮膚科でもシミの治療にも使われるほど、確かな美白力が認められています。

甘酒が「飲む美容点滴」といわれる意味が、よくわかりますね。

②納豆キムチ

いつもの納豆にキムチをプラスすると、最強の発酵食品になります。

キムチには、白菜の食物繊維、カプサイシン、ビタミンB群、乳酸菌がたっぷりと含まれており、納豆菌との相乗効果で腸内デトックス効果、脂肪燃焼効果などダイエット食にもなります。

豆腐の上にトッピングしたり、チャーハンやパスタにしたりと、意外とアレンジの幅も広いですよ。

③意外な発酵スイーツ

発酵食品というと、和の食卓に並ぶイメージですが、意外なところでダイエットに大活躍するスイーツをご紹介しましょう。

ひとつめは小麦デンプンを長期間じっくり自然発酵させて作ったくず餅です。

きな粉と黒蜜をかけていただくので、カロリーも控えめで優しい味わいのデザートです。

もう一つは不思議な食感がクセになるナタデココです。

ナタデココは、ココナッツウォーターに酢酸菌を入れて発酵させた立派な発酵食品です。

99%が水分でできているのでカロリーが低く、食物繊維も豊富なため、女性に嬉しいスイーツですね。

まとめ

いかがでしたか。

発酵技術の盛んな日本人として、ぜひ毎日の食卓に並べたいものばかりですね。

ぬか漬けは、ぬかが付いたものをスーパーで見かけますが、保存料や添加物といった点で、出来れば自家製のものを。

最近ではパック状になったぬか漬けセットも販売されており、買ったその日に野菜を漬ければ、翌日には食べれるので、忙しい女性でも、気軽に始められそうです。

Recommendおすすめ記事

TOPへ戻る