【NHKあさイチ】でも紹介。ダイゼインの効果とは?

2018. 03. 01

女性ホルモンを補うことができる天然成分として、大豆イソフラボンはとても有名です。

植物の持つ天然の女性ホルモンとも言われ、体内でエストロゲンと似たような働きをします。

さらに大豆イソフラボンの中の一種「ダイゼイン」は、特に優れた働きがあることがわかりました。

情報番組でも話題になった「ダイゼイン」について、詳しく調べてみましょう!

天然の女性ホルモン「大豆イソフラボン」とは?

大豆イソフラボンとは、全体の0.3%前後と大変わずかな量しか存在しない希少な成分です。

これは、ファイトケミカルの一種で、 ポリフェノールの中のフラボノイドという種類になります。

ファイトケミカルは、自ら動くことができない植物が、自然の中で生きるために、自らの命を守ろうとして生み出した自然の栄養素です。

そのほとんどが苦味、えぐみなどにあり、私たちの健康を保つ上でとても良い栄養素として知られています。

大豆イソフラボンは、女性ホルモンの一つ、エストロゲンと同じ様な働きをすることから「天然の女性ホルモン」や「フィトエストロゲン」などといわれています。

そのため、25歳をピークに徐々に少なくなり、更年期には大きく減少してしまうエストロゲンを補う役割ができるとして注目されています。

女性の体は、女性ホルモンによって健康が守られていると言っても過言ではないため、エストロゲンが少なくなった更年期を機に、様々な不調が現れてしまいます。

そのような時にも、大豆イソフラボンが代わりとなって、大いに活躍してくれるというわけです。

話題の「ダイゼイン」ってなんだろう?

大豆イソフラボンは、大きく分けて「アグリコン型」と「グリコシド型」の2種類に分けられます。

グリコシド型はイソフラボンに糖が結びついた状態で、腸内細菌によって糖が取り除かれるとアグリコン型のイソフラボンになります。

アグリコン型になると消化酵素で消化しやすい状態になるので、体に吸収されやすくなります。

アグリコン型は、さらに3種類に分類され「ダイゼイン」「グリシテイン」「ゲニステイン」に分けることができます。

この内、今、大変注目されているのが「ダイゼイン」です。

ダイゼインは他の大豆イソフラボンと比べ、とても穏やかながら確実に女性ホルモンを補うような働きをするので、女性の体にとって重要な栄養素となるのです。

ダイゼインは大豆の胚芽に多く含まれるのですが、胚芽は加工する際に除去されてしまうことが多いので、いかに効率よくダイゼインを摂取するかが着目されるようになりました。

ただ大豆イソフラボンをコツコツと食べ続けるよりも、いかにダイゼインを吸収できるかがポイントになるというわけです。

ダイゼインだけが生み出せるスーパーイソフラボン!「エクオール」

近年の研究でわかったことは、ダイゼインがある腸内細菌の働きによって「エクオール」という代謝物に変換される、という仕組みです。

エクオールには、別名スーパーイソフラボンとも言われるほど、より女性ホルモンに近い働きをする高度な力が備わっています。

そしてエクオールを生み出すことができるのは、数種類の大豆イソフラボンのなかでもダイゼインだけなので、積極的にダイゼインを摂取することに大きな意味があるのです。

イライラや気分の落ち込みなどの精神的な揺らぎを始め、ホットフラッシュ、のぼせ、腰痛、頭痛、倦怠感など身体的な不調、さらにお肌の乾燥、シミ、シワ、たるみや髪のツヤやコシなど外見的なアンチエイジングなど、女性ホルモンに代わって幅広く更年期のトラブルを鎮める役割を果たします。

ホットフラッシュの回数の減少、血流の促進、骨粗鬆症の原因になる骨密度がアップするなど、これらの症状を全般的に穏やかに改善してくれるダイゼインは、更年期の女性にとってとても強い味方になるのです。

毎日ダイゼインを摂ることの大切さ

納豆、豆腐など、私たちが食べる大豆食品のほとんどが、グリコシド型の大豆イソフラボンで、実際には全体の約20%程度しか、体内に吸収されていないのが現実です。

さらに吸収されるまでの時間は6~8時間かかるので、毎日しっかり食べていても効果を感じにくい方も多かったようです。

それに対し、アグリコン型は23時間と吸収も早く、その中でもダイゼインは穏やかに優しく体に作用していくので、今まで大豆イソフラボンの効果実感が薄かった人でも、試してみる価値はあるでしょう。

大豆イソフラボンは体に貯蔵できないため、摂取しても1日か2日で、体の外に排出されてしまいます。

さらに、ダイゼインをエクオールに変換できる腸内細菌を持っている人は、日本人の場合、2人に1人程度の割合ということがわかっています。

そのため、毎日積極的に大豆製品をとること、腸内環境を良くすることが、エクオールを作り出せる体になるためにとても大切な要素となるのです。

普段の食事では、納豆、豆腐、きな粉などの大豆食品に加え、腸内環境を整える効果のある海藻類、きのこ類などをプラスするのがおすすめです。

さらにダイゼインをメインにしたサプリメントなどで補うことで、より更年期のつらい症状に良い効果をもたらすことができるでしょう。

まとめ

大豆イソフラボンの中でも、ダイゼインをいかに効率良く摂るかに着目した研究はこれからもさらに進歩していく分野です。

自然の中で育まれた植物の力を借りて、長くつらい更年期や日々の不定愁訴を改善できるのは理想的な改善方法です。

今まで大豆イソフラボンの効果を実感できなかった方も、ダイゼインの入ったサプリメントを加えながら、日々大豆食品を食べることを意識する生活を続けてみてはいかがでしょうか。

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