ジリジリと灼けるような、日差しが強い日が続いていますが、日焼け対策はしていますか?
肌ケアは小まめにやっていても、髪の毛の対策は意外としていない方も多いのではないでしょうか?
日焼け以外にも、夏はいろいろな要因で髪がパサつきがち。
髪がパサパサになると一気に老けて見えるので気を付けたいところですよね。
夏のヘアケア方法をご紹介します。
夏に注意したいダメージ
なぜ夏になると髪が傷みやすいのか、原因を確認してみましょう。その原因を3つご紹介します。
強い紫外線によるもの
頭は、全身で一番太陽に近いということもあって、ほかの部分よりも紫外線によるダメージが大きいんです。
髪の毛が紫外線を浴びると、髪の水分量を調節しているキューティクルがはがれやすくなってしまうため、髪内部の水分が飛んで行ってしまいます。そのため髪の毛がカサカサに。
海、潮風によるものとプールによるもの
子どもと海やプールに行ったり、友達と海辺のカフェに行くとき、ちゃんと対策はしていますか?
海水・潮風やプールは弱アルカリ性なため、髪の主成分であるタンパク質が溶けてしまうんです…
海水やプールに浸かると、水気も帯びるのでキューティクルが開いてしまい、内側にあるタンパク質部分がさらに溶かされやすくなってしまいます。
その結果、髪がパサパサに…。
濡れたままの髪の毛
ドライヤーが暑いからといって髪を乾かさずにいたりしませんか?
水で濡れている間、キューティクルは開きっぱなしになっています。
キューティクルが空いていると、水分だけでなく髪の中の栄養まで抜けてゆきます。
なるべく早めに乾かしてしまいましょう!
紫外線ダメージの対処方法は?
原因によってケア方法は異なるのですが、紫外線ダメージへのケア方法は2つです。
紫外線をブロック! 日傘をさすor 帽子をかぶる
髪が紫外線を浴びないようにすることが基本の対策。
ケアをあまりしていない、わざわざなにか買うのは面倒だなあ…と思っている方は、せめて紫外線を遮ってくれる日傘や帽子で髪の毛を守りましょう。
ただ、通気性の悪い帽子をかぶった場合、髪が蒸れてしまい、髪の毛ではなく頭皮にダメージを与えてしまう可能性も。
帽子をかぶる場合は、頭皮へのケアも忘れないようにしましょう。
UV化粧品を使う
日傘を持つのが嫌!帽子で蒸れるのが嫌!という方は、UV化粧品がおすすめです。
最近は髪の毛にも使えるスプレータイプの日焼け止めも発売されているので、そのようなアイテムを使うのも一つの方法。
きちんとUV対策をしておきましょう。
海・潮風やプールによるダメージケア
次に、海やプールなどによるヘアダメージの対処法です。
髪を真水で洗う
ダメージの原因になる海水やプールの水は、シャワーでしっかり流してしまいましょう!
家に帰ってから流すよりも、その場で流してしまうのがベストです。
海やプールに行った際は、上がったらすぐにシャワーを浴びるようにしてください。
しっかり洗った後は、きちんと乾かしてくださいね!
事前に髪を水で濡らしておく
髪が海水などに触れてダメージを受けてしまうのは、その成分が入った水を髪が吸収してしまうからです。
ですので、海水やプールに入る前にあらかじめシャワーなどを浴びて、髪に十分な水分を与えておけば、塩素などの吸収率を下げることが期待できます。
入った後のシャワーも重要ですが、できれば入る前もシャワーを浴びておきましょう。
ヘアオイルを塗っておく
潮風にあたってしまう前に、ヘアオイルを塗っておきましょう。
オイルを塗っておくと、その油分によって潮風で流れてくる水分をカットすることができます。
紫外線・海など、どちらの場合に対しても、最後洗い流さないトリートメント等で集中的なケアはしておいてくださいね。
まとめ
夏はいつも以上に髪にダメージを与えるものが多く存在します。
しかし、しっかりケアをしておけば対処できるものばかり!
どこで髪がダメージを受けるのか、どう対処すればいいのかを確認し、楽しい夏を過ごしましょう。